結論、学校の学習+自習で700点は取れます。
高校生のスコア平均点は490点前後と聞きますが、
私は純ジャパで高校3年生の夏前には730点くらいのスコアがありました。
超すごい!って訳ではないのですが、AO入試には十分有利に働いたかと思います!

国際系の大学だったので、周りは普通に800点以上叩き出してくる高校生ばかりでした!
今回は、TOEIC700点がどの程度の物か、どんな対策をすれば良いか書いていきます。



ちなみに私は…
高校3年夏前730点、大学850点、現在英語で問い合わせ対応等の業務をしています!
英語での講座受講や海外旅行、ネイティブスピーカーの友人との日常会話も問題ありません!
大学にAO、推薦で入学しようとしている方のご参考になれば幸いです!
TOEIC700点で一体何ができるのか
大人のTOEIC700点はすごい?
TOEIC700点を取ると、
ブリジストンや伊藤忠商事、GU・ユニクロを傘下に持つファーストリテイリング辺りの新卒入社の基準をクリアすることが出来ます。
ただ外資系の企業なら、700点台は珍しくないです。
そういった観点からも、大人でも700点を一つの目標スコアにしている方は多いです。


高校生のTOEIC700点台はすごい?


きっと高校生の段階でTOEICを取得し、大学に進学しようと考えている方は英語が得意な方だと思います。



大学時点では800、850以上のスコアを狙っていくことになると思います!
では高校生の平均スコアはどのくらいかというと、490点前後と言われています。
TOEICは比較的英語が得意な高校生が受験していると思うので、
高校生全体で見たらもっと低いのではないでしょうか。
となると、TOEIC700点台は
大学のAO入試や推薦時の自己アピールにはある程度使える点数かと思います。



ご希望の大学のレベルにもよるので、
ご自分でよく調べてください!
TOEIC700点取得に向けて、どんな対策をすれば良いか?



3軸で攻めていきましょう!
まず、試験中に寝ない
いや、寝る訳ないだろうと思いましたよね!
結構眠たくなります。



私は初回のテストで居眠りをし、半分解けませんでした。
大馬鹿野郎です。
TOEIC L&Rは
リスニング(約45分間・100問)
リーディング(75分間・100問)
合計約2時間で200問。
高校だと45分もリスニングする事はあまり無いので、慣れが必要です。
通常の試験よりも集中力が必要です。
前日はよく睡眠をとり、本番に備えましょう!
TOEICのスピードに慣れる
まずはスピードに慣れましょう!
重要なのは2点。
- 制限時間以内に問題を解ききれるか
- リスニングのスピードに追いつけるか
TOEICの問題数も時間も、センター試験や学校のテストとは訳が違います。
45分間のリスニングに慣れるため、
いつも音楽を聴いている時間は全部リスニングの時間にしましょう!
マーク式なので、とりあえず解ききれなかった物は適当にマーク!
どこまで確信をもって正解を導けるかがスコアに響きます。
TOEIC700点リスニング対策
聞く→音読→聞くの繰り返しで、リスニング能力は向上します。
別の記事で詳しく書きますが、簡単にいうと
自分が発音できるスピード以上の言語を認識するのはかなり難しいです。



音の区切れ、発音記号を意識しながら音読することがリスニング向上の近道!!
また、日本語と英語でヘルツ数が異なるため、
英語は脳によって自動的に雑音と認識されてしまう…
とよく聞きますが、これも一理あります。
だからこそ、
たくさん聞いて、たくさん音読する二軸でリスニング力を鍛えていくことをオススメします!
おすすめのリスニング教材は?
入試用のリスニング教材を聞いていても意味が無いです。
入試用の教材なら、東大向けくらいのスピードがオススメです。



もちろんTOEIC用の問題集は必読ですが、
高校生の時はコレを使っていました!
TOEIC700点リーディング対策
ではリーディングはどうするか。
リーディングは、以下のパートに分かれます。
Part5 (短文穴埋め問題)
Part6 (長文穴埋め問題)
Part7 (長文読解問題)
空白の前後の文脈から判断できる問題と、
全文読まないとわからない問題があるので、
後者は飛ばしていきましょう。



最後に時間が余ったら、解きます!
おすすめのリーディング教材は?
前後の文脈から判断できる問題の対策において、
高校生にオススメなのはこちらの一冊!
- 文法メインだから基礎英語力アップにも繋がる
- 解説が丁寧。学校の学習のプラスアルファに非常に良い
- 550点を目指すパート、
次に730点と知識を積み上げていく形式だから効率が良い - 一問一答式だから、通学時間にサクッと対策
大人なら他にもTOEIC頻出単語やフレーズも覚えて欲しいところ!
ですが、TOEICはビジネス用の語彙が頻出します。
高校生なら、
わざわざビジネス用の語彙に注力するよりは受験勉強をした方が良いです。
新しくビジネス用のボキャブラリーを詰め込むよりは、
受験用の単語集を完璧にするだけでもある程度の点数には届きます。



でも文法は長文読解や穴埋め問題にも役に立つからおすすめ!
もしボキャブラリー対策もしたいなら、こちらがオススメです!
TOEICのスピードに慣れてきたら…?
TOEICの問題集を解いてみる


少しずつスピードに慣れてきたら、
本番想定で試験問題を1~2回解いてみましょう。
雰囲気がつかめると思います。
そこでダメだったからといって無理をせず、
何でつまづいたか、自分に何が足りないか分析するのが大事!



それは、実際の入試テストにも活かされるはず。
受験勉強に戻る
スピードに慣れてきたら、
本来の受験勉強に戻りましょう。
学校にもよりますが、確かにAO入試や推薦入試でTOEICは有利になります。



得点が高ければなおさら!
ただし、本来の目的は自分の第一志望の大学に入学することだと思います。
TOEICに全集中ではなく、滑り止めの意味も兼ねて、
受験勉強をメイン+アルファでTOEIC対策くらいにするのがベター!
地道な受験勉強が、TOEICの点数にも繋がります。
最後に…
何事も基礎が一番大切。
受験で出てくる文法・単語・熟語は基礎的なものが多いので、
そこがしっかり出来ていれば、大学生になって専門知識を積み重ねても無理なく対応できると思います。



高校生の今だからこそできる勉強法で、一番の強みです!
少しでも参考になれば幸いです!